ご来院の患者様へ🌸SANCHAだより🌸from 三軒茶屋

こんにちは、SANCHAこころのクリニックでございます。

新型コロナウイルス(COVID-19)感染予防対策として

共有物であるウオーターサーバーや雑誌類の撤去を行っております。

ご不便をお掛け致しますが、ご理解の程どうぞ宜しくお願い申し上げます。

当院では来院される皆様へ感染予防のご協力をお願いしております。

・入室前の手指消毒

・マスク着用での来院

・受付時の検温

・お連れ様の制限(診察を一緒に受ける同伴の方、お子様、保護者様、補助者様を除く)

引き続き、ご協力の程どうぞ宜しくお願い申し上げます。

女性医師による診察開始🌸SANCHAだより🌸from 三軒茶屋

11月から女性医師による診察を開始致します。

~医師のご紹介~

副院長 西脇 さくらこ

【資格等】

精神保健指定医

日本医師会認定産業医

メンタルヘルス法務主任者

臨床研修指導医

【経歴】

2008年 東京女子医科大学医学部卒業

東京女子医科大学病院精神科、熊本大学病院精神科、桶狭間病院、西脇病院、戸田病院などに勤務

その他企業にて産業医に従事

【診療曜日】

(月)(金)9:30~13:00 (火)(水)(木)9:30~16:00

※女性医師の診察を御希望される方は、上記診療日にご予約をお願い致します。

当院では、皆様のニーズにお応えできるよう様々な治療選択ができるように努めて参ります。

医師を始め、心理士、看護師、精神保健福祉士など様々な医療専門職が在籍しております。

お困りごとございましたらお気軽にご相談下さい。

復職や再就職を目指す方へのセミナー開催のご案内🌸SANCHAだより🌸   from 三軒茶屋

SANCHAこころのクリニックでございます。

復職・再就職を目指す方へのセミナーを開催致します。

日時:10月30日(金)13:05~13:50

場所:SANCHAこころのクリニック

参加費:無料

参加ご希望の方はSANCHAこころのクリニックまで ( 03-5431-0258 )

・休職しているが、復職に不安がある

・休職を何度か繰り返している

・休職後、退職したが再就職に不安がある

・体調が安定せず、働きたいけど自信がない

上記のようなお悩みを持っている方は少なくないと思います。

うつ病等のメンタル疾患を抱えながら、お仕事をするには症状との付き合い方を学ぶ必要があります。

休職の原因や自分の特性を理解し、自身の体調を管理できるようになることが望ましいとされています。

今回のセミナーは当院協力支援機関であるニューロリワーク三軒茶屋センターさん(https://neurorework.jp/)にセミナーを行っていただきます。

参加人数に限りがございますので、 ご希望の方はSANCHAこころのクリニックまでご連絡下さい。

心療内科を受診するタイミングは?🌸SANCHAだより🌸from 三軒茶屋

心療内科や精神科は他の科と比べてハードルが高いと言われてます。勝手がわからず、メンタル不調が現れた時にどの状態なら相談に行っていいのか迷ってしまうことがあります。

また心療内科、精神科での治療もイメージができず、漠然とした不安や恐怖感をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

気持ちが落ち込んだり、憂うつな感じがあっても「自分だけではなく、他のみんなもあるかもしれない」「自分の甘えなのではないか」と思い、そんな状態で受診したら怒られたり、笑われたりしないだろうかと心療内科、精神科への受診をためらってしまう人達が多くいます。

患者様の中にはお話を伺う際に「うつっぽい」という感覚がわからないという方が多くいらっしゃいます。

風邪のように熱が測れたり、高血圧のように血圧測定で判断できるわけではないので、受診するタイミングがわからないこともハードルの高い要因として考えられます。

心療内科や精神科の病気も、他の科の病気と同じで症状を早期改善することが、良好な予後に繋がります。そのため心療内科はハードルが高くてはいけないのです。

早めの受診をお勧めする理由の1つに、心療内科はなかなか予約が取れないことも挙げられます。辛い状態が限界に達してしまった際にあちこち病院に連絡をするが予約が取れないことも珍しくありません。行きたい心療内科があっても何週間、場合によっては何か月も待たされてしまうことがあります。

またメンタルの不調には波があります。それもまた受診をするか悩むきっかけになることがあります。

調子が良い時は「やっぱり大丈夫かもしれない」と思う事があります。また平日は辛いけど土日は大丈夫、逆に休日に不調があるが平日は大丈夫など「今日は調子が良いから大丈夫」と自分に言い聞かせて、先送りにしてしまうことが多いです。

メンタルクリニックを受診する際に目安になる状態があります。

「気持ちの落ち込みがある」「憂うつな感じ」「意欲が出ない」「集中力が低下している」「ケアレスミスが多くなっている」「眠れない」「寝ても目が覚めてしまう」「食欲が落ちた」「ご飯が美味しくない」「倦怠感がある」「動悸がする」「息のし辛さがある」「涙が出るようになった」「いなくなりたい」「外に出れない」「電車に乗れない」「頭痛、腹痛、吐き気」などです。

挙げればいくつもありますが、受診をする判断としては「自分自身が辛いかどうか」または「周囲(家族、友人、会社の人)が困っていたり、心配をしているかどうか」です。

辛い状態を我慢しすぎたり、自分で抱え込んでしまった結果、体調が悪化し生活に影響が出てしまうことがあります。周囲から受診を勧められて受診した時には重篤化した状態だったということもありますので、少しでも気になるような症状があったり、心配なことがございましたら 心療内科、精神科へご相談ください。

心療内科、精神科では一般的に初診時には問診票、チェックシートの記入をしていただきます。また、SANCHAこころのクリニックでは、その後、診察の前に予診という形で心理士、ケースワーカー、看護師のコメディカルがお話を整理させていただき、その後医師による診察という流れになります。

治療では症状に合わせて、医師による精神療法、薬物療法が行われます。

心療内科、精神科では医師による治療の他、公認心理士や臨床心理士によるカウンセリングやソーシャルワーカーによる面談などがございます。その人に合わせて、治療の選択肢を提示し、ご本人様が納得して治療が行えるようにしていきます。

SANCHAこころのクリニックでは辛い時に早く予約が取れ、辛い症状が緩和、改善できるように努めて参ります。お困りごとがありましたら、お気軽にご相談下さい。

三軒茶屋から徒歩1分の心療内科”SANCHAこころのクリニック”

新型コロナウイルスの影響によるメンタル不調について🌸SANCHAだより🌸from 三軒茶屋

今年は新型コロナウイルスという誰もが経験したことのない状況で、大きな環境の変化を受けております。人は環境の変化によりストレスを抱えやすく、知らず知らずのうちに身体も心も疲弊している可能性があります。一年間の中で、環境の変化が多い時期は3~4月の年度変わりと言われております。この時期は進学・就職・引っ越しなどがあります。お仕事をされている方は新入社員研修が行われたり、異動や役職の変化などにより人間関係の悩みなども新たに生まれやすい時期です。

そのような時期を頑張って乗り越え、迎えた5月の連休。頑張っていた糸が切れたかのように、身体のダルさ、やる気の低下、憂うつ感、眠れないなどの症状が出ることがあり、世間では5月病と言われています。

「5月病」は正式な病名ではなく、医療機関を受診すると「適応障害」「自律神経失調症」「うつ病」等といった病名や病状で診断されることがあります。

今年は新型コロナウイルスによる環境の変化で、この5月病のようなメンタル不調が、どのタイミングでも起こる可能性があります。緊急事態宣言があり、解除後もコロナの脅威が収まることがなく、不安を抱えながら生活をされていると思います。

コロナの影響を受けて、学生は自宅学習やオンライン授業に変化、学校が再開するも例年と異なるスケジュールや取り組みにご本人や家族もペースを乱しています。

就職活動をしている学生の方は、オンライン面接と対面での面接の対応に追われ、就職先もコロナの影響を受けているため、例年より厳しい就職活動の状況で不安を抱えております。

お仕事をされている方はリモート勤務により、オンオフの切り替えが上手くできなかったりして、生活リズムが崩れて体調不調やメンタル不調が出現することがあります。またリモート勤務はコミュニケーションの問題も発生しやすく、業務がうまく上手くまわらなかったり、気軽に相談ができない環境下で一人で問題や悩みを抱えこんでしまうことが増えております。

また新卒入社された方はコロナの影響で本格的な業務の開始が2~3ヶ月ずれ込んでいるケースも多く、この夏休み期間に5月病のような症状が出ているケースが多く見られます。

家庭ではパートナーや子供の予定の変更に追われることが増えています。家族のリモート勤務や自粛により家族が家で過ごす時間が増える一方で、衝突が増えてしまうこともあります。ストレスを解消しようにも人と気軽に会うことができなかったり、外出への不安のため趣味ができなかったりと、家庭内でストレスを抱え込んでしまうことも増えております。

~このような症状はありませんか?~

(精神面)

・気持ちが沈む、憂うつ

・何をするにも元気が出ない

・イライラする、怒りっぽい

・理由もないのに、不安な気持ちになる

・気持ちが落ち着かない

・何も食べたくない、食事がおいしくない

・なかなか寝付けない、熟睡できない

・夜中に何度も目が覚める

(身体面)

・体がだるい、重い、疲れがとれない

・心臓がどきどきする、息苦しい、めまいがする

・頭が痛い、ずっしり重く感じる、ズキズキ痛む

(生活・行動面)

・服装の乱れ、昼夜逆転している、生活が不規則

・ミスが増える、ぼんやりしている、遅刻が増える

・外出したくない、人に会いたくない

こういった症状の予防には規則正しい生活や運動、リフレッシュが必要ですが、なかなか今の情勢では思うような行動ができない現状がありますのでメンタル不調を来しやすい実情があります。

上記症状に思い当たり改善に乏しい方は一度心療内科や精神科の受診をご検討下さい。

症状を早期改善することが、良好な予後に繋がりますのでお気軽にご相談ください。

三軒茶屋から徒歩1分の心療内科“SANCHAこころのクリニック”

『誰もが自分らしく、心身共に健康で生きがいをもって暮らせる』ためのお手伝いをしていきます。当日予約受付/東急田園都市線・世田谷線よりアクセス良好/心理検査・カウンセリング/訪問診療・訪問看護/オンライン診療

傷病手当金申請書の作成についてお知らせ🌸SANCHAだより🌸from 三軒茶屋

2020年9月より医師が記入する傷病手当金申請書は翌日以降のお渡しとなります。

申請書は月初に前月分を記入させていただくことが多いため、申請をご希望の方は月末の最終受診日などに申請用紙をお持ちいただけますようお願い申し上げます。

ご理解とご協力の程、お願い申し上げます。

傷病手当金の制度については過去のブログにてご確認下さい。

三軒茶屋から徒歩1分の心療内科“SANCHAこころのクリニック”

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~心の不調を抱えてお仕事をされている方(傷病手当金について②)~🌸SANCHAだより🌸from 三軒茶屋

~心の不調を抱えてお仕事をされている方~(傷病手当金②)

今年は新型コロナウイルスという誰もが経験したことのない状況で、私たちは社会生活の変化を余儀なくされています。

新型コロナウイルスの感染恐怖や不安感からメンタル不調を訴える方が増えております。

また新型コロナウイルスにより仕事がなくなったり、給料が減ってしまった方。仕事のあり方や仕事の環境の変化に悩んでいらっしゃる方。一部の業種では新型コロナウイルスの影響で仕事が忙しくなってしまった方など、影響の受け方は様々です。

この時期は新型コロナウイルスだけではなく、年度が替わり環境の変化が疲れとして現れやすい時期でもあります。

このような高ストレスの環境下では、メンタル不調が出現しやすいため、その影響によりお仕事をお休みされる方も多くいらっしゃいます。

休職されている方の中には、経済的な苦しみや不安感などで現実的な問題に直面されている方も多くお見えになります。

そのような方が安心して治療を受けられるように、以前ブログで紹介させて頂いた「傷病手当金」の記事を再度ご紹介させていただきますので、少しでも悩まれている方の参考になれば幸甚でございます。

当院ではソーシャルワーカーが常勤で勤務しておりますので、制度や生活面でのお悩みもお気軽にご相談いただけます。

🌸傷病手当金とは

病気やケガの療養のため、しばらくの間仕事を休まなければならないことがあります。特に心の病気は、しっかり治療していくためには継続した通院と、病状によっては休息が必要となることがあります。仕事を休んでしまうと生活面が心配で療養に専念ができないという方も少なくありありません。そのような際に利用することができるが、「傷病手当金」です。

会社が加入している健康保険の被保険者であれば、正社員の方を始め、アルバイト、パート、派遣社員の方も対象となります。

傷病手当金は、病気やケガで休職中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度で、被保険者が病気やケガのために会社を休み、会社から十分な給与が受けられない場合に支給されます。

期間は最長で1年半で、健康保険などの制度で使われている基準で、毎月の給与などの額を一定の幅で区分した「標準報酬月額」をもとに計算されます。支給金額は大まかに計算すると給与の2/3程度です。

会社を休んでいるのに、会社からお金をもらうのが後ろめたいと誤解している方もいますが、傷病手当金は会社から支給されるのではなく、健康保険から支給されます。健康保険は医療費の補助だけではなく、傷病手当金のような保障もあるのです。

🌸傷病手当金条件とは

①会社が加入している健康保険の被保険者であること

②業務外の病気やケガで仕事ができない状態であると医師の診断があること

「今まで担当していた仕事ができない状態である」との医師の意見をもとに健康保険が審査を行います。業務上や通勤中による病気やケガは労災保険の適応になりますので、支給対象外となります。

③連続する3日間を含み、4日以上仕事を休んでいる

傷病手当は仕事を3日間連続して休んだ後の4日目以降の休んだ日から傷病手当金の支給が開始されます。この3日間の待期には土日や祝日、有給期間も含まれるため、待期の期間中に給与が発生しても問題がありません。

(画像:https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3040/r139/全国健康保険協会 協会けんぽより)

④勤務先から給与の支払いがないこと

勤務先から給与が発生している場合は傷病手当金を受給することができません。ただ給与の支払いが傷病手当金の額よりも少ない場合は、その差額を支給されることがあります。

🌸傷病手当金の支給期間について

同一の傷病であれば、最長1年6か月傷病手当金を受給することができます。

例えば、3か月の休職を経て、復帰し3か月間勤務後、同一の傷病で病状がぶり返してしまった場合、再び傷病手当金を受給することができます。ただし開始から1年6か月となるため、残りの受給期間は1年間となります。別の傷病で労務不能となった場合は、以前の傷病との関連性がないと健康保険で判断されれば、期間を超えたあとも再び受給ができるようになります。

よくある質問として休職ののち、退職になってしまった場合は支給が止まってしまうかどうかの質問を受けますが、退職後も条件を満たしていれば傷病手当金の支給を受けることができます。

(退職後の受給条件)

・退職日までに継続して1年以上の被保険者であること

継続して1年以上となるため、1日でもブランクがあると対象外となります。ブランクがなければ会社が変わっていても適応となります。

・退職日に傷病手当金の受給資格者であったこと

注意点としては、退職日に出勤をしてしまうと傷病手当金が受給できません。引継ぎなどがある場合は会社と相談し、出勤扱いにならないようにしましょう。

また退職したのち、しばらくしてから傷病手当金の申請の相談を受けることがございますが、受給対象外となります。また健康保険の任意継続をされた方で保険証を退職後も継続して持っている方でも受給資格はありませんのでご注意ください。

※傷病手当金は、1年以上会社に在籍・被保険者でないと受給資格がないと勘違いをされている方も多いですが、1年という数字は退職後の受給資格が発生しない期間であり、休職中であれば問題なく傷病手当金を利用することができます。

🌸傷病手当金の申請について

申請には傷病手当金支給申請書の提出が必要です。傷病手当金支給申請書は「本人」「勤務先」「医師」が記載する欄がございます。申請書は協会けんぽの方はHPからダウンロードが可能ですが、健康保険組会であれば職場で書式が用意されていることがありますので、確認をしてみて下さい。

🌸傷病手当金申請にあたり期間の証明

傷病手当金で、医師が労務不能と判断できるのが、初診日以降となります。つまり休職期間があっても受診をしていない期間は証明ができないため、傷病手当金の支給開始が初診日以降となってしまいます。

その事実を知っている患者さんはほとんどいないため「もっと早くに相談に来ていれば良かった」とおっしゃられる方も多いです。また心療内科では、早期治療により症状増悪を防ぐことにより、休職せずに病状の改善も見込まれますので、まずはお気軽にご相談下さい。

傷病手当は数か月分まとめて申請することも可能ですが、給与の変わりとなるため、毎月申請をされる方が多いです。受給要件としては、最低でも月1度の受診がないと、その月の傷病手当金を受給ができない可能性がございます。また申請は月区切りになっていますので、4月分の申請をしたい場合は4月を終えて、5月の最初の受診時に4月分の傷病手当金の申請を医師に依頼する流れとなります。

申請から振り込みまでは3~4週間程度になっております。

🌸傷病手当金の文書料金は

診断書などの書類は原則自費になっていますが、傷病手当金の診断書は健康保険の適応となります。

傷病手当金意見書交付料:100点であり、皆様の自己負担額は300円となります。

三軒茶屋駅から徒歩1分の心療内科 “SANCHAこころのクリニック”

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~6月26日(金)午前は休診となります~

6月26日(金)午前は、院長が産業医による企業訪問のため休診とさせて頂きます。

ご不便をお掛け致しますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

尚、電話やメールでのご予約・ご相談は承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

 

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大人の発達障害~ADHDとは~ 🌸SANCHAだより🌸from 三軒茶屋 

🌸大人の発達障害~ADHD(注意欠陥多動性障害)とは~                         

発達障害とは、医学的には脳機能の障害であり、生まれつきの特性で「病気」とは異なります。生まれもった発達上の個性があることで日常生活、社会生活に支障をきたしている状態を発達障害と言います。発達障害はいくつかタイプに分類されており、自閉症スペクトラム障害、注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害、チック障害などがございます。

今回はADHDについてご説明致します。

ADHDは日本語で「注意欠陥/多動性障害」といい「じっとしていることが苦手」「ケアレスミスが多い」「怠けているわけではなく頑張っているのに評価されない」など自分をコントロールする力が弱く、行動面の問題となって現れる障害です。

大人のADHDは、子供の頃と比べると多動性が弱まり、「不注意」が目立つ傾向があります。仕事でもケアレスミスが続いたり、整理整頓や時間の管理が苦手などの症状があります。

🌸 ADHDの症状とは    

ADHDには3つの主症状があります。

  • 不注意(集中困難)

興味があることには没頭できても、勉強など気が乗らないことには集中力が続かない。

ケアレスミスや忘れ物・なくし物が多い。予定や約束をすぐに忘れてしまう。

気が散りやすく、用事をしていても何かに気を取られて用事を忘れてしまう。

順序立てることが苦手。計画、片付け、時間管理が苦手。

仕事や勉強などの課題をやりきることができない。

締め切りを守れない。課題を面倒くさがり、取り掛かれない。

  • 多動性

落ち着きがない、活発に動き回る。じっと座っていられない、座っていても手足や身体を動かす。

お喋りがやめられない。

  • 衝動性

その場の空気も読まずに、ついつい思っていることをそのまま口に出してしまう。

順番が待てない、相手が話し終える前に話し始める。

他人の話に口を挟む、干渉する。怒りをコントロールできずに、激怒してしまうなどの例もあります。

こうしたADHDの症状は、本人の努力不足や何かを怠った結果ではありません。

むしろ一生懸命にやっているのに周囲に理解してもらえなかったり、誤解されてしまうことが多いです。そういった積み重ねにより、不安や抑うつが出現し、心療内科を受診されることも多く、隠れADHDがわかることがあります。自身の状態に気づき治療することがメンタルの症状を改善するのに必要となります。

🌸 ADHDの診断と治療

(診断について)

当院では、ADHDの疑いがある方には幼少期のエピソードや現在のお困りごとなどを丁寧に聞き取りさせていただきます。皆様に簡易検査をさせていただき、必要に応じて各種心理検査・カウンセリングをご案内いたします。診断は心理検査だけで決まるわけではありません、本人の自覚症状や診察での状況、今までの経過などを総合的に評価して決めていきます。また、診断のため、客観的な資料として母子手帳、通知表、学校の連絡帳なども参考となります。

(治療について)

  • 環境調整    

治療についてはまずは心理社会的治療(環境調整、精神療法)を行います。

自身の状態や特性を知り、対処方法を一緒に考えていきます。

環境調整の例として「ケアレスミスが多い」「予定や約束をすぐに忘れてしまう」「順序立てることが苦手」などの工夫として「やることリスト・チェックリストの作成」「ホワイトボードやコルクボードの活用」「タイマーやアラームの活用」などを行い、家族や職場の人と共有することでケアレスミスなどを防ぎます。また見える化を図ることで優先順位などをつけやすくする工夫ができます。またどうしてもできないことは、思い切って他の人に任せたり、得意なことを率先して行うなどの気持ちの切り替えも重要になってきます。

片付けなどでは、保留ボックスの活用や片付けるもの数を決めて、目標をはっきりさせると混乱せずにやり終えることができます。

  • 薬物療法

ADHDでは神経伝達物質(ドパミン・ノルアドレナリン)の働きが不足しているといわれています。

神経伝達物質の機能が十分に発揮されていないため、ADHDの症状である「不注意」や「多動」があらわれると考えられています。

薬物療法では注意欠陥/多動性障害治療剤、中枢神経刺激剤を用いて症状を少なくします。

お薬は一時的にADHDの患者様が自分自身をコントロールしやすくなるような手助けをしますが、最終目標はお薬の力を借りなくても、自分で行動をコントロールできることです。

現在、本邦ではADHDの治療薬として、コンサータ(一般名:メチルフェニデート)、ストラテラ(一般名:アトモキセチン)、インチュニブ(一般名:グアンファシン塩酸塩)が使用されています。

但し、コンサータという薬は、乱用を防ぐために第三者委員会によって流通が管理されており、登録医のみが処方でき、現在は患者様も登録制となっております。

当院ではコンサーターの処方ができる登録医や公認・臨床心理士も在籍しており、様々な治療に御対応が可能となっていますので、ADHDでお困りの際はお気軽にご相談下さい。

ADHDと診断された方は、長年の悩みや謎が解けたとほっとされる方も多くいます。

ADHDと診断されたことで生活に大きく支障が出たり、将来が閉ざされるわけではありません。

様々な工夫をして、まわりの助けやお薬のちからを借りて、自分の特性を生かして社会で活躍されている方もたくさんいます。実は、織田信長、坂本龍馬、モーツァルト、エジソン、アインシュタインなど

もADHDだと言われており、人気バンドのSEKAI NO OWARIの深瀬慧さんも自身がADHDであることを公表されています。

自分の特性をよく理解し、コントロールできるようになることでADHDでのよい特性を生活や社会活動で活かしていくことができます。

上記症状でお困りの方は、一度心療内科や精神科への受診をご検討ください。

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抑うつ状態について🌸SANCHAだより🌸from 三軒茶屋 

🌸抑うつ状態とは                            

人間関係が上手くいかない、長時間労働、環境の変化等による強いストレスの環境下にさらされ続けると、誰しもが抑うつ状態を呈する可能性があります。

現代の高ストレス社会においては、うつ病の患者数は近年増加しており、誰にとっても身近な病気であると言えます。

原因としては、高ストレスによる負担などより、脳内の情報伝達を担う神経伝達物質が減ってしまうことが一因と考えられています。

抑うつ状態とは、「気分が落ち込んで何にもする気になれない」、「憂鬱な気分」などの不快感なこころの症状が強くなり、うつ病のいくつかの症状が持続している状態です。

「うつ病」とは言えないまでも、ある程度の心のエネルギーが低下している状態を「抑うつ状態」といいます。

🌸 抑うつ状態の症状とは

  • 抑うつ気分

「気が滅入る」「気分が落ち込む」「憂うつ」「悲しい」「希望が持てない」「寂しい」「むなしい」

「くよくよ考えこむ」

周囲からは「暗く沈んだ表情」「単調で力のない口調」「うつむきがちな姿勢」「涙もろさ」などが観察される場合があります。

  • 興味や関心や喜びの喪失

趣味や娯楽など、かつては楽しみにしていたことにも興味が持てず、楽しくも感じられない、新聞やTVなどにも興味が薄れ、仕事や学業にも関心が乏しくなる。

  • 体重や食欲の変化

「おいしいものを食べたい気持ちがなくなる」「おいしいと感じられない」食欲の低下から体重減少。また食欲が増えて、体重が増加する場合もあります。

  • 睡眠の変化

不眠が出現することが多いです。「寝つきが悪い(入眠困難)」「途中で目が覚めてしまう(中途覚醒)」「朝早く目が覚めてしまう(早朝覚醒)」などがあり、「眠ってもすっきりせず、長い間眠ってしまう」という熟眠感の欠如が過眠に繋がっていることもあります。

  • 無価値観あるいは自責感

自己評価が極端に下がり「自分は役立たずの人間だ」「皆に申し訳ない」といった考えになりがちになります。

  • 消えたい、死にたいといった気持ちが沸いてくる

「役立たずの自分などこの世にいない方が」「迷惑をかけて申し訳ないので、消えてなくなりたい」といった自殺念慮が生じる場合があります。

  • 疲労感または気力の減退

「疲れやすい」「億劫」「やる気がでない」「気力が沸かない」などといった表現をとることが多くなります。

  • 思考力や集中力の減退あるいは決断困難

「考えが進まない」「決められない」考えが円滑に進まず、注意を集中できないと感じられる。

うつ病や抑うつ状態の症状は多彩であり、その他の症状として、身体の痛み、発汗、動悸、便秘などの自律神経症状を伴うことが多く、耳鳴り、めまい、腹痛、頭痛、吐き気など内科や他の科で検査や治療をするが、異常がなかったり、改善が見られない場合などがあります。

一般的にはうつ病より軽い状態のことを抑うつ状態と呼ぶことが多いですが、上記症状に思い当たり改善に乏しい方は一度心療内科や精神科への受診をご検討ください。

治療には、休養等の環境調整、精神療法、薬物療法があります。

症状を早期に改善することが、良好な予後につながりますのでお気軽にご相談ください。

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