抑うつ状態について🌸SANCHAだより🌸from 三軒茶屋 

🌸抑うつ状態とは                            

人間関係が上手くいかない、長時間労働、環境の変化等による強いストレスの環境下にさらされ続けると、誰しもが抑うつ状態を呈する可能性があります。

現代の高ストレス社会においては、うつ病の患者数は近年増加しており、誰にとっても身近な病気であると言えます。

原因としては、高ストレスによる負担などより、脳内の情報伝達を担う神経伝達物質が減ってしまうことが一因と考えられています。

抑うつ状態とは、「気分が落ち込んで何にもする気になれない」、「憂鬱な気分」などの不快感なこころの症状が強くなり、うつ病のいくつかの症状が持続している状態です。

「うつ病」とは言えないまでも、ある程度の心のエネルギーが低下している状態を「抑うつ状態」といいます。

🌸 抑うつ状態の症状とは

  • 抑うつ気分

「気が滅入る」「気分が落ち込む」「憂うつ」「悲しい」「希望が持てない」「寂しい」「むなしい」

「くよくよ考えこむ」

周囲からは「暗く沈んだ表情」「単調で力のない口調」「うつむきがちな姿勢」「涙もろさ」などが観察される場合があります。

  • 興味や関心や喜びの喪失

趣味や娯楽など、かつては楽しみにしていたことにも興味が持てず、楽しくも感じられない、新聞やTVなどにも興味が薄れ、仕事や学業にも関心が乏しくなる。

  • 体重や食欲の変化

「おいしいものを食べたい気持ちがなくなる」「おいしいと感じられない」食欲の低下から体重減少。また食欲が増えて、体重が増加する場合もあります。

  • 睡眠の変化

不眠が出現することが多いです。「寝つきが悪い(入眠困難)」「途中で目が覚めてしまう(中途覚醒)」「朝早く目が覚めてしまう(早朝覚醒)」などがあり、「眠ってもすっきりせず、長い間眠ってしまう」という熟眠感の欠如が過眠に繋がっていることもあります。

  • 無価値観あるいは自責感

自己評価が極端に下がり「自分は役立たずの人間だ」「皆に申し訳ない」といった考えになりがちになります。

  • 消えたい、死にたいといった気持ちが沸いてくる

「役立たずの自分などこの世にいない方が」「迷惑をかけて申し訳ないので、消えてなくなりたい」といった自殺念慮が生じる場合があります。

  • 疲労感または気力の減退

「疲れやすい」「億劫」「やる気がでない」「気力が沸かない」などといった表現をとることが多くなります。

  • 思考力や集中力の減退あるいは決断困難

「考えが進まない」「決められない」考えが円滑に進まず、注意を集中できないと感じられる。

うつ病や抑うつ状態の症状は多彩であり、その他の症状として、身体の痛み、発汗、動悸、便秘などの自律神経症状を伴うことが多く、耳鳴り、めまい、腹痛、頭痛、吐き気など内科や他の科で検査や治療をするが、異常がなかったり、改善が見られない場合などがあります。

一般的にはうつ病より軽い状態のことを抑うつ状態と呼ぶことが多いですが、上記症状に思い当たり改善に乏しい方は一度心療内科や精神科への受診をご検討ください。

治療には、休養等の環境調整、精神療法、薬物療法があります。

症状を早期に改善することが、良好な予後につながりますのでお気軽にご相談ください。

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