就労移行支援について🌸SANCHAだより🌸from 三軒茶屋

就労移行とは、就労を希望する18歳以上65歳未満の障害のある方に対して、就労に必要な知識や能力の向上のために必要な訓練、相談支援を行います。利用期限は2年間、利用料は前年度の収入により自己負担額が決まりますが、利用者の多くの方が無料で利用されています。

就労移行では職業訓練→就職活動サポート→就労定着といった段階があります。就労移行では、就職後に半年間の就労定着支援をしています。その後のフォローアップは事業所ごとに特色がありますが、2018年4月より障害者総合支援法に基づく障害福祉サービスの一つ「就労定着支援」が始まりました。3年間を期限に就労定着支援を受けることができます。

現在、就労移行は全国に約3.500箇所あると言われ、それぞれ特色や強みがあります。事業所の特色として、発達障害専門の事業所、仕事を想定した作業訓練がベースの事業者、資格が取れる事業所、パソコンスキル習得に強い事業所、事業所を会社と見立て様々な企画やイベントを行っている事業所、就職を想定して豊富な実習先を持っている事業所、セルフケア・自己理解に力を入れている事業所など上げればキリがありません。

就労移行は利用者の皆様が選べる時代になっています。どこの事業所も見学→体験を経て、利用を決定していきます。
よく間違えられますが、利用に際しては障がい者手帳の有無は制度上関係がありません。
しかし、事業所によっては求められることがあるので、あらかじめ利用時に事業所へのご確認をお願いいたします。障害者手帳を持っていない方も医師の診断や自治体の判断によって利用することができます。
「どこの事業所がお勧めですか?」とよくご質問を受けます。ご自身の解決したい課題や伸ばしたい・活かしたい力、今後の就労のご希望などがあれば、それらを踏まえ、就労移行支援事業所が提供している支援サービスから事業所を選択していくことをお勧めします。ただ就労移行の利用に関しては相性があります。

「親や支援者、Drに勧められたから決めました」ではなく、事業所の特色、環境、スタッフさんなどの様子を実際に見学や体験を通して見ていただき、ご自身が安心して通所ができるかをご本人様に判断していただくことが必要だと考えております。就労移行支援事業所では訓練をしていくことで、今の自身の状態を知ることができます。よく聞くのが、一般雇用にこだわっていた方が、自身を知ることで障がい者雇用での就労を希望されたり、また逆のパターンもあります。

障がい者手帳取得に関しても事業者に通所していきながら判断していくこともできます。就労を目指す期間では、様々な支援者や仲間と出会う事で障害や疾病の理解・受容が進みます。今後のことが決まっていないと利用ができないのではなく、自身を知り、自分が納得して、適切な判断がができるようになっていくことが就労準備の段階で重要だと思っております。(※手帳に関しては、市区町村の障害福祉窓口で相談→主治医の診断書市→専門機関で、手帳の交付の可否や等級の判定というプロセスが必要となります。)

 

 

 

 

 

 

SANCHAこころのクリニックでは皆様の就労を応援しております。
就労移行支援利用についての相談も受けることができます。また皆様の就労を応援していくためにはご本人様、ご家族、事業所、医療、行政との連携が必要になってきます。就労移行支援事業所に通所後も事業所との連携にも力を入れております。

ご本人様のご希望があれば、支援者の通院同行や医療面での相談など専属の精神保健福祉士が窓口となり、ご対応をさせて頂きます。ご本人様、関係機関の方が気軽に相談できる医療機関を目指しております。経験上、就労移行と医療の連携はまだまだ不十分であります。
関係機関の皆様と一緒にご本人様の希望する生活を応援していきたいと考えております。就労段階に限らず、治療段階、就労支援段階、就労後の定着なども医療機関の立場から皆様の生活に寄り添っていきたいと考えております。

三軒茶屋駅から徒歩1分の心療内科 “SANCHAこころのクリニック

『誰もが自分らしく、心身共に健康で生きがいをもって暮らせる』ためのお手伝いをしていきます。当日予約受付/東急田園都市線・世田谷線よりアクセス良好/心理検査・カウンセリング/訪問診療